よく耳にする時事用語 ~2013年版~

いろんなニュースを見てみましょう

テレビでは毎日様々な話題を取り上げたニュースが放送されています。テレビ以外に、新聞やインターネットなどでいろいろなニュースを目にすることもあると思います。あなたは、そのニュースや話題で「これってどういう内容のニュースなんだろう」とか、「この言葉の意味がわからない」といったことを経験したことはありませんか?

本ブログでは、最近のニュースや、気になる時事用語の説明をしていきます。

いろんなニュースを見てみましょう

気になったニュースは「中学教諭の過労死」

最近、著者が気になったニュースとして中学教諭の過労死のニュースです。

今月28日に文部科学省が2016年の公立小中学校教員の実態を調査した結果を公表しました。中学教諭の約6割が週60時間以上の勤務なのだとか。過労死の目安を超過していたそうです。

出典:中学教諭6割が過労死ライン=月80時間超相当の残業-授業、部活増加・文科省調査

最近ではGTOやルーキーズといった熱血教師ドラマが人気であり、教師は輝かしい職業とみられがちですが、実際はそうではありません。考えてみれば、思春期の男女を相手にし、部活動の顧問も担当しなければならないと考えると、自分の時間を取れず精神も擦り切れてしまいそうですよね。

そんな中学教諭の実態について調べてみました。

時間超過の主な原因は部活動

中学教諭と言えば、授業をすることは勿論ですが部活動の顧問も担当しなければなりません。中学教諭の部活動は強制参加のため、経験の無い教員であっても人数が足りなければ補充されます。部活動は基本的にボランティアのため給料が出ず、土日にも出勤しなければなりません。中学生という多感な子供を相手にする上に、運動部の顧問であれば平日休日と動きまらなければなりません。授業で疲れた体を癒すべき時間に部活動をしているのです。ストレスや疲れがたまり、病院に行こうとしても部活があるためいけないとなると、過労死が多くなることにも頷けます。

2015年にはオンライン署名サイトであるchange.orgで部活動の顧問をするかしないかの選択権が欲しいといったサイトが出来ています。

そのサイトには

"「100連続勤務達成。2014年の休日は7日間でした。全ては部活動のせい。ストレスなのか疲れなのか、最近心臓がバクバクなって頭に血が上った状態になる。病院に行く暇は皆無。」"

出典:部活がブラックすぎて倒れそう… 教師に部活の顧問をする・しないの選択権を下さい!

といった声もあり、現在の中学教諭の現場がどれくらい悲惨なのかが分かります。

どのくらいの労働時間なのか

冒頭にもお話ししておりましたが、中学教諭の約6割が週60時間以上勤務しています。週に60時間ということは、一日換算すると平日で10時間を超える計算となります。実際に調査した結果を見ても、一日あたりの平均勤務時間は11時間32分だったそうです。この一日の勤務時間は例年から比べると増加しているようで、教師にとっては悪い方向に向かっていると言わざるおえません。

まとめ

このように長時間勤務に加えて土日の部活動の顧問もしなければならないと考えると、家に帰っても疲れて寝る人も多いかと思いますので、自分の時間などないようなものと思います。今後は教師が自分の時間を取れるくらいの体制に改正されることを願うばかりです。

今回取り上げたのは、中学教諭の過労死のニュースでしたが、そこからも多くの問題を感じます。

毎日多数のニュースが報道され、各事件や出来事に関連した問題が多数潜んでいます。

本サイトでは、どんなニュース報道があるのか をご紹介していきます。

本サイトをきっかけにニュースに関心を持っていただければ幸いです。

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