不景気まっただ中!そもそも「景気」とは?
「景気」とは、売買などによる経済活動の動向…端的に言えば、世の中のお金のめぐりのことを言います。お金をあまり使わずに(使えずに)お金のめぐりが悪い状態のことを「不景気」、物をたくさん売ったり買ったりすることでお金が世の中を勢い良く流れている状態のことを「好景気」といいます。景気を判断する指標としては、「GDP」(国内総生産)や「経済成長率」がよく用いられます。ご存知のとおり、2008年9月の「リーマン・ショック」以降、日本の景気は停滞状態(=不景気)のまま推移しています。
国債=借金手形
「国債」とは、借金をするために国が発行する債券のことで、いわば“借金手形”のことです。発行時に利率と償還期限を定めるので、国債の購入者は、これに応じた利息を受け取ることができます。日本の場合、国債のほとんどが国内で売買されているため、価格の暴落は起こっておらず、比較的安定していると言われています。